50代女性が眼瞼下垂手術を受けるまでの決断とクリニック選びに悩んだ話

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眼瞼下垂という言葉を知ったのは、1年半くらい前だった記憶があります。名前を知るずっと前から、眼瞼下垂の症状には悩まされていました。

症状
  • 目が開きにくい
  • 眠そうに見える
  • 疲れてそうに見える
  • 肩こり
  • 頭痛

30代後半から、目の上のくぼみと二重が三重や四重になっていることが増えました。この頃に、ストレスにより3週間で7kg体重が減ったのも関係あるのだろうか、と思ったりもします。

朝はまだマシでも、午後になるとまぶたが重くなります。二重のテープでごまかしていたこともありますが、途中から面倒くさくなり、何もしなくなりました。

周りからは、「眠そうだね」とか「疲れてる?」と聞かれることが度々あります。このような状況を変えたくて、思い切って眼瞼下垂の手術を受けることにしました。

手術決断からの経緯
  1. 眼瞼下垂の手術しようと思った理由(この記事)
  2. 眼瞼下垂の手術
  3. ダウンタイム1日~8・抜糸

この記事で紹介する内容は、眼瞼下垂の手術を受けた素人(医療関係ではない者)の視点から調べたものです。必ずしもすべてが正しいとは限りません。実際に手術を受ける前には、専門の医師に相談し、十分に理解した上で判断することをお勧めします。

目次

眼瞼下垂の手術と選択肢

眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉がうまく働かず、目が開けにくくなる状態のことです。生まれつきの場合もあれば、加齢や長時間のコンタクトレンズ使用が原因で起こることもあります。

眼瞼下垂の手術には、いくつかの選択肢があります。

  • 手術は日帰りが基本
  • 保険適応か自費
  • 手術を受ける施設は大きく3種類

保険適応or自費

眼瞼下垂の手術には、保険適応と自費の2つの選択肢があります。

保険適応の場合

機能改善を目的としているため、見た目の注文(例えば二重の幅をどうこう、形をどうしたい)などはできません。保険適用では、目が開けにくい、疲れて見える、頭痛や肩こりが改善されることが主な目的です。

費用は両目で5万円弱です。

自費の場合

美容目的で行われるため、自分の好みの仕上がりを希望することができます。二重の幅や形など、細かいデザインの希望を伝えることが可能。

ただし、費用はクリニックによって異なり、保険適応の場合よりも高額です。

手術を受ける施設は大きく3種類

  • 眼科:医療目的が中心。機能改善を重視。
  • 形成外科:医療と美容の中間。機能と見た目のバランスを考えた手術。
  • 美容外科:見た目重視。二重のデザインなど美しさに特化。

このほかにも選択肢あり。

クリニック選びに悩んだ

眼瞼下垂の手術を受ける場所について、私はかなり悩みました。いろいろな情報を調べれば調べるほど、どこが正しいのかわからなくなりました。悪徳美容外科には特に注意しました。

悪徳美容外科に注意した

悪徳美容外科の手口
  • カウンセラーがアップセルを行う(強引に高額メニューを勧めてくる)
  • 「今だけ割引」などの煽り文句で即決を迫る
  • 医師の診察が極端に短く、カウンセラー任せになる

これらの手口は、大手美容クリニックで行われていることがあります。私が経験したいくつかのクリニックでは、希望していない施術を強く勧められました。強引な引き止めで、まるで監禁されているかのように感じ、帰れなくなることもあります。

こういった経験だけが理由ではありませんが、私は大手美容クリニックを避けるようになりました。

レーザー脱毛やフェイシャルのような施術なら、大手でも良いのですが、外科手術 となるとやはり不安を感じます。しっかりと医師の話を聞きたいという気持ちがあったからです。

また、大手の場合、担当医師が誰になるのか分からないことが多いです。指名できる場合もあるようですが、どの医師を選べば良いのか迷ってしまいます こういった理由から、私は大手ではなく、個人クリニック系を選びたいです。

眼科or形成外科

眼科と形成外科を比較した結果、私の考えでは、「形成外科と美容クリニックが一緒になっているクリニック」が良さそうだ」と思いました。

眼科はあくまで機能改善を重視しているのに対し、形成外科は少しは見た目にも配慮してくれるのではないかと考えたから。とはいえ、これが真実かどうかはわからないです。

手術方法

手術方法
  • 挙筋前転法
  • 挙筋短縮法
  • 筋膜移植法
  • 吊り上げ法
  • 皮膚切除法(眉下切開など)

保険適応の場合は、自分の希望の手術方法が通るのかはわかりません。私の場合は、希望の手術方法を言ったのではなく、医師の判断で決められました。

クリニック選びが難しすぎる

調べれば調べるほど、どこへ行けばいいのかわからなくなりました。

迷ったこと
  • ネット検索で上位に表示されるクリニック
  • 口コミが多すぎる
  • 医師の感じが悪そう?

ネット検索で上位に表示されるクリニック

SEO対策に力を入れている可能性が高いです。上位に表示されるからと言って必ずしも良いクリニックとは限らないと思います。とはえい、悪いとも言えないので、判断に迷います。

口コミが多すぎる

口コミについても注意が必要だと思っています。特に、口コミが異常に多すぎたり、高評価が目立ちすぎる一方で、低評価のひどい口コミが少数ある場合、私は少し疑います。口コミにお金をかけている可能性もあるから。実際、過去に私が失敗したクリニックも、口コミ評価が高すぎて逆に怪しいと感じました。

医師の感じが悪そう?

眼瞼下垂の専門クリニックで良さそうだなと思っていたけれど、医師に対して冷たい印象を持ったという口コミが目立つクリニックがありました。全体的な評価は高いけれど、一部の口コミが悪すぎなのが気になりました。

一部では「先生が感じ悪い」と書かれていることも。もちろん、無口なだけで、腕は良い医師かもしれないとも思いましたが、やはり先生の印象が悪いのは嫌です。このようなクリニックがいくつかありました。

感じが悪いのはたまたまだったのかもしれない。しかし、それでもなんとなく嫌な気持ちが残り、やっぱり避けることにしました。

手術予定はもっと先だった

ちょうど1年前、最近まで働いていた税理士法人で確定申告の医療費を集計していました。その中に、眼瞼下垂の手術を保険で受けた方の領収書がありました。年齢は60代。自分には少し早いかな、と漠然と思っていました。

もし手術を受けるなら、仕事を休む必要があるし、どのタイミングがベストか悩んでいました。

昨年の年末から、眼瞼下垂に関するYouTube動画や実際に手術した人のブログをずっと見まくりっていました。デメリットや失敗談も多く、病院選びに悩んでいたし、やはり不安でした。

そんな中、仕事の出勤日数が減り、時間に余裕ができたこともあり、「とりあえずカウンセリングに行ってみよう」と思い、予約をしてみたのです。しかし、予約後にそのクリニックに怪しさを感じ、キャンセル。

その後、以前から気になっていた別のクリニックの予約を入れてみました。ネットで調べた限り、多くの情報は見つからなかったのですが、口コミや医師の経歴を見て、少し安心できそうだと思いました。

続き → 眼瞼下垂のカウンセリングと手術

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