【2025年夏】東京~大阪を車で往復した所要時間はいつも通りだったか

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これまで東京~大阪の往復は何度も経験してきた。回数は覚えていないけれど、一番多く利用しているのはやっぱり車だ。時間はかかるけれど、荷物や自由なスケジュールを考えると、新幹線よりもずっと便利。

ただし、車と言っても状況はさまざま。軽自動車で移動していた頃は正直疲れが大きかった。しかし、普通車に変えてからは、その疲れは驚くほど軽減。今回は、2025年夏に実際に東京~大阪を車で往復した様子を、振り返ってみたい。

目次

東京から大阪へ

朝8時半に東京を出発。大阪に着いたのは夕方の18時半で、所要時間はちょうど10時間だった。3連休を外して出発したので、今回は渋滞もそんなにひどくないだろうな、と思っていたけど、ところどころで少し車が詰まる場面もあった。

途中、休憩は4回。

そのうち1回はしっかりご飯を食べてリフレッシュ。

渋滞の原因はほとんど事故や故障車で、スピードが落ちる場面は3回ほどあった。予測できないことって本当にあるなあ、と思いながらも、大きくつかえることはなく、なんとか流れに乗れた。

それに、時期に関係なく混む場所もある。海老名サービスエリア付近や名港周辺は、今回も少しペースが落ちた。

海老名サービスエリアは通過

日本最大級のサービスエリア、東名高速の海老名SAは、人気スポットだけあっていつも混雑している。自分は基本的に寄らない。SAに入るだけでも渋滞の列に並ぶことになり、それが面倒だからだ。入った後も混雑しているのは目に見えているので、今回も立ち寄らずに通過した。

それでも、SA付近の車線変更や出入り口で車の流れが少し落ちる場面はあった。今回は渋滞もまだマシで、たったの12km程度。思わず「これくらいなら許容範囲だな」と感じた。やっぱり人気SA周辺は走るだけでも少し注意が必要だ。

バイクに乗っていた頃は、このエリアの渋滞が本当に嫌だった。よく「バイクなら涼しいでしょ」と言われるけれど、涼しいわけがない。渋滞で止まっている状態だと、アスファルトからの熱風、バイク自体の熱、そして外の暑さが全部合わさって、死を感じるくらいのやばさだった。それに比べると車は快適だ。

海老名付近の渋滞はなぜ

今回の渋滞はまだマシだ。たったの12km理由はSAだけではなく、この区間自体が渋滞しやすい構造になっているためらしい。

  • 交通量の多さ:東名高速の横浜町田IC~海老名JCT間は、高速道路としては日本一交通量の多い区間と言われている。
  • 道路の構造:下り坂から上り坂に変わるサグ、トンネル付近など速度が落ちやすい箇所がある。ドライバーが加速に気づかないと、自然渋滞が発生しやすい。
  • 合流・分岐:インターチェンジやジャンクションで車線変更や合流が集中し、速度低下が起こりやすい。
  • 海老名JCTの設計上の問題:圏央道と東名が接続する海老名JCTは欠陥設計とも言われ、恒常的に渋滞が発生する。

手前の渋滞はSAの利用だけでなく、交通量の多さ・道路構造・合流・ジャンクションなどが複合して起きている。

名港付近の渋滞

名港周辺も相変わらず混雑していた。

ここは港湾施設や工業地帯への大型車が多く、一般車との速度差で流れが滞りやすい。さらに、伊勢湾岸道や名古屋高速との合流・分岐も多く、車線変更のタイミングで速度が落ちることがある。事故や故障車が出ると、渋滞がさらに長引きやすい場所だ。

大阪で食べたものが・・・

今回大阪で食べたもの、それは東京でも食べられるチェーン店だった。

「じゃんぼ総本店」といえばたこ焼き屋さんで、店舗によっては店内で食べることもできる。

せっかく大阪に来たのに、と思わなくもない。実は行きたいところはいくつかあったのだが、結局面倒くさくなって行かなかった。

大阪から東京へ

朝8時に大阪を出発し、東京には16時半に到着。所要時間は8時間半だった。帰りも休憩は4回、そのうち1回はしっかり食事をとった。のんびりペースで帰ってこの時間なので、意外と快適に感じた。

少しでも早く着きたい!という人は、真夜中に出発するのも手だ。ただし、デメリットもある。暗いので運転しにくく、トラックが多くて囲まれるような状況になることもあり、ちょっと怖さを感じる場面もある。

過去に伊勢湾岸道エリアを交代で運転したことがあるが、本当に怖かった。街灯がほとんどなく暗く、年齢的にも視界が見えにくい。しかも両脇には大きなトラックがずらりと並び、まるで挟まれるような恐怖感があった。真夜中の運転は、確かに時間は稼げるが、安全面のリスクも無視できないなと痛感した。

早めの昼食

刈谷PAで昼食にした。

入口にデカイメロンパンが飾ってあったので、実物を見に行ったら1,100円だった。安いのか高いのかなんだかわからない。

と思いながら、ちょっと眺めて満足しただけで通過。

名古屋っぽいご飯にした。

小さいSAたちより

小さなサービスエリアは、混雑が少なくて落ち着いているのがいいところ。ただし、コンビニと飲食コーナーしかない場合もあり、あまり楽しめないこともある。

遠州豊田PAは、ラーメン屋さんとファミリーマートだけだった。

長距離ドライブでは、混雑を避けたいときにはこうした小さめのSAを利用するのも手だが、ちょっと休憩してゆっくり楽しみたいという場合は、設備が充実している大きなSAを選んだほうが満足感は高い。

階段をのぼってみた。

もしかして上から海が見えるかも?とちょっと期待していたのだが、目に入ったのは建設中のららぽーとだけ。地図を見ればわかるけど、海が見える距離ではなかった。

富士山見えず

楽しみにしていた富士山は、残念ながらほぼ見えなかった。行きはくもりで、まったく見えず。

帰りは天気が微妙で、少し期待していたが、結局見えたのは富士山の下側だけだった。

最後に

今回はのんびりペースで移動したので、行きは10時間、帰りは8時間半。これまでの平均的な所要時間とほぼ同じで、特に大きく疲れたり急いだりすることもなく、快適に移動できた。

やっぱり注意が必要な部分もあった。海老名前~手前や名港付近の渋滞は、交通量や道路構造、合流・ジャンクションの影響で起きる自然渋滞。

また、京滋バイパスもいつも渋滞している。ここをスーっと通過できたことはない。

海老名SAは人気すぎて寄るのは大変だし、小さいSAは落ち着いているが設備が限られる。

SA・PAで買ったもの(一部)

さて、この東京~大阪の往復も、あとどれくらい続けられるのだろう。シニアのくくりに近い年ごろになり、もうすぐこの長距離移動は終わりを迎えるのかもしれない。これまでの道中で見た景色や感じたことは、いつか思い出として残るだろう。

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