リモートワークを実際にやってみて感じたメリット・デメリット

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地方に住んでいたころ、在宅勤務ができたらいいのにと思っていた。残念ながら、自宅近くでの仕事は見つからず、往復4時間かけて通勤していた。

実際にリモートワークの求人が多いのは東京だ。今は東京で在宅勤務をしている。とはいえ、最近はリモートワークの求人自体が減ってきている印象がある。私の派遣先でも出社日を増やす動きがある。もし出勤日数を増やせと言われたら、続けないだろう。

それはさておき、在宅勤務を実際にやってみてのメリットとデメリットを挙げてみる。想像していたことが多いが、やはり実際に経験すると納得することばかりだ。

目次

デメリット

  • 誰とも話さずに終わる
  • 電気代と暑さ
  • 運動不足

誰とも話さずに終わる

リモート会議や質問がなければ、1日誰とも話さずに仕事が終わる。

昼休みにたまに行く近所の八百屋さんのお姉さんとのやり取りだけで終わることもある。

孤独感が強い。

電気代と暑さ

3LDKの間取りで、20帖以上あるリビングに10帖用のエアコンがひとつしかない。

ひとりで広い空間を冷やすのはもったいないと思い、扇風機だけで仕事をしている。ときには昼休みに水をあびてしのぐこともある。

それでも結局、仕事中に熱中症になった。

電気代をケチって体調を崩すのは本末転倒だとわかっている。それでもやっぱり電気代を考えると、冷房をつけるのをためらってしまう。

運動不足

通勤がない分、体を動かす機会が減る。

朝と夕方に散歩をしているが、通勤していた頃に比べると運動量は明らかに少ない。

メリット

  • 通勤電車に乗らずに済む
  • オフィスのストレスがない
  • 朝・昼休み・仕事後の時間を有効に使える
  • 昼食が助かる
  • 飲み物も助かる

通勤電車に乗らずに済む

電車に乗らなくていいのは最大のメリットだ。

私は特に、自分が座っている状態で前に人が立つのが苦手だ。視界の真正面に人が立つと落ち着かないし、ストレスを感じる。

さらに、電車内ではほとんどの人が周囲に他の人がいることを意識せず、夢中でスマホを触っている光景も気になりすぎる。

リモートワークなら、この不快感から完全に解放される。

オフィスのストレスがない

オフィスでは視界に人の動きが入り、集中できない。

正面に人が座るのも苦手だ。目が合いそうになることがある。周囲のキーボードやマウスの大きな音も気になって仕方がない。

私は音嫌悪症かもしれない。

また、職場にいると妙に緊張する。仕事をしていても監視されている気持ちになる。実際は誰も私を気にしていないはずだが、人の視線や態度を気にして勝手に落ち込んでしまう。

在宅勤務なら、そのストレスがない。

朝・昼休み・仕事後の時間を有効に使える

朝から掃除や洗濯をする時間がある。昼休みに洗濯物を取り込んだり、ちょっとした掃除もできる。昼休み中に近所なら買い物にも行ける。仕事が終わった後すぐに家事に取りかかれる。

出勤する日と比べると、時間の余裕がまったく違う。

出勤する日はとにかく早く帰りたいが、帰る直前に話しかけられ、そのまま「残業ではない残業」になることがある。在宅勤務ではそうした時間のロスがない。

昼食が助かる

仕事の日はお弁当を持参する。面倒くさい日もあるが、何かしら持っていく。

在宅勤務なら用意する必要がない。

そもそも運動量が少ないため、あまりお腹がすかない。お腹が空いたら、あるものを適当に食べて済ませられる。

飲み物も助かる

職場によっては、ドリンクが自由に飲める環境ではない。

特に夏場は、大きな水筒を持参するので荷物が重くなる。在宅勤務なら、自分のタイミングで好きな飲み物を用意できる。家なら白湯も飲み放題だ。

まとめ

在宅勤務をしてよく分かった。私はかなり重症の音嫌悪症で、人目を気にしすぎる。だからこそ、在宅勤務だから今の仕事を続けられている。これがフル出勤だったら、既に根を上げていたと思う。

職種に関しては希望とはまったく違う。だから自分のやりたい仕事に変えたい気持ちは常にある。それでも在宅勤務のメリットが大きく、心は揺れ動く。もし出勤日数を増やせと直接言われたら、その時は本気で考えるだろう。

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