派遣会社を2社掛け持ちってどうなの?実際に働いてみた体験談

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派遣で働いている契約期間中に、どうしても続けられなくなることがあります。理由によっては、派遣会社から引き止められることも。

私が経験したのは、体調不良が原因で継続不可能になったケース。派遣会社の営業から何度も説得され、最終的に出勤日数を減らす形で契約満了することにしました。

しかし、これは私にとってデメリットしかなかったのです。収入が減るうえ、万が一失業した場合の受給額も減る。かけもちすれば収入は増えるが、それにも別の問題があるのです。

私は、派遣会社2社で掛け持ちをした経験があります。同じように考えている人の参考になればと思い、私の体験談をまとめました。

目次

派遣の掛け持ちの注意点

掛け持ちで働く際、同じ派遣会社に相談した結果、NGの場合とOKの場合がありました。どちらも同じ派遣会社で、同じ派遣先で働いていたときの話です。

掛け持ちを相談したらNGだった話

週3日勤務だった時、週2日を別の派遣会社で働こうと考え、営業担当に相談しました。

しかし、掛け持ちはダメです、と即答されました。

週5日から週2日に変更した

その後、私は週5日勤務に変更しましたが、事情があり週2日勤務に変更することになりました。このとき、営業担当が変わっていたため、改めて確認すると、次のように言われました。

  • 契約を変更する必要がある
  • 掛け持ちしてもいいが、合計で週40時間を超えないこと

営業担当が変わったら違う回答でした。他の派遣会社での掛け持ちは条件付きでOKだったのです。

派遣のかけもちの疑問

私が疑問に思ったのは、黙って別の派遣会社で掛け持ちをしても、社会保険や雇用保険に片方の派遣会社でしか加入していなければ、バレないのではないか? という点です。

私は派遣会社の管理側ではないので真実は分かりませんが、以下のようなケースで発覚する可能性があるのでは?と思います。

  • 労災の申請時
    副業先でケガをして労災を申請すると、本業の勤務状況も調査されることがある。
  • 会社の管理チェック
    会社によっては、派遣社員の勤務時間を管理するためにチェックを行うことがある。
  • 派遣会社間の情報共有
    副業先の派遣会社と元の派遣会社が取引のある企業だった場合、情報が共有されることもある。

もし掛け持ちを考えるなら、契約内容を確認し、週40時間の労働時間や社会保険の影響を考慮した上で進めるのが安全だと思います。

別の派遣会社で週3日勤務の仕事を探した

人間関係が原因で体調不良になり、仕事を続けるのが難しくなりました。派遣会社の営業担当から「契約期間は満了してほしい」と言われました。

これは当然のことですが、私は派遣先の特定の人物が原因で体調を崩し、さまざまな病院を受診していることを伝えた。最初、営業担当は「すぐに辞めた方がいい」と言っていましたが、後日、「日数を減らしてでも契約を満了してほしい」と言われました。迷った結果、私は週2日勤務に変更することにしました。

以下の理由から、他の派遣会社で週3日勤務の仕事を探しました。

体調不良の原因は、働いていた派遣先の人間関係でした。そのため、勤務先が変われば問題ないだろうと考えました。

  • 収入が減る
  • 社会保険と雇用保険の適用から外れる

国民健康保険や国民年金は負担が大きいため、社会保険に加入したかったです。また、雇用保険にも加入しておきたかったです。

派遣会社2社で働くデメリット

合計で週5日働くことになっても、雇用保険の計算上は週3日勤務扱いになります。そのため、もし失業した場合、雇用保険(失業保険)の受給額は少なくなってしまいます。

メリットは?

私が出勤日数を減らしてでも契約を満了したメリットは何だったのか。おそらく、派遣会社の立場を考えたことになるのかもしれない。

営業担当からは、「もし満了せずに辞めたら、次の仕事は紹介できない」と発言がありました。これは脅しなのか、それとも本当のことなのかはわからないです。

まとめ

派遣会社2社での掛け持ちは、事前に派遣会社に相談した方が良いです。

ただし、営業担当によって回答が異なる場合があるので、もし「NG」と言われた場合は、営業担当以外の担当者にも確認してみることをお勧めします。

また、派遣会社2社で働き続けることは、失業して失業保険を受給する場合にデメリットになるかもしれません。しかし、2社で働いた良い点としては、環境が異なるため気分転換になり、一週間があっという間に過ぎたことです。

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