5年ぶりに経理の仕事へ復帰はブランクを埋めるリハビリ的派遣生活

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IT系と経理の仕事を比較した場合、IT系の仕事の方が時給が高い。ここ数年、私はIT系の仕事を選んでいました。しかし1年前、5年ぶりに経理の職種に戻ることを決意。ブランクへの不安から、時給が300円ダウンの派遣の仕事にエントリーしました。

選んだ理由の一つは、今後も地方へ引っ越す可能性がある、と思ったから。地方だとIT系の仕事が見つかりにくい。もし仕事が見つからなかったとしても、在宅勤務の経理の募集を目にすることがあったからだ。

おじさん

リモートワークはだめ!

とは言われているが、本当に全く仕事がなかったら、あきらめるかもしれない。時給はかなり低いが、何も仕事がないよりマシだろう。

そんな理由で、経理のスキルを取り戻しておきたいという、リハビリ的な目的がありました。

また、この仕事が短期派遣だったことも後押しになりました。短期なら時給が安くても仕方ないと割り切ることにしたのです。

目次

短期派遣のはずが延長で1年経過

働き始めて3か月後、急遽ひとりの社員が家庭の事情で退職。短期のはずだったこの仕事は、「延長しませんか?」と提案されました。

悩んだ末、とりあえず3か月だけ延長することに。しかしその後も契約更新が続き、気づけば1年が経過していました。

会社は新しい社員を募集し続けていましたが、なかなか適任者が決まらない様子。そんな中、私の派遣期間だけが延びていったのです。

決して居心地の良い職場ではない

派遣先の小さな税理士法人では、私が唯一の派遣社員として働いています。正直居心地はよくない。それでも続けてきたのは、冒頭に記載の通り、リハビリ的な目的があるから。

派遣と正規雇用の差

派遣社員と直接雇用者の間にかなりの差別的扱いを感じる。

例えば、派遣社員は

  • 電話を取らないでと言われている
  • 会社のメールアドレス等は使えない
  • 打ち合わせ除外
  • 歓送迎会、飲み会等は派遣社員だけ除外

仕事以外の場で関わりたくない私にとって、飲み会などに参加しないことはむしろ嬉しい。しかし、その予定の前後に私を除外した人たちが盛り上がっている会話を聞くと、なんだか疎外感を感じてしまう。

仕事内容と人間関係が困難

仕事の難易度が高いことも大きな悩みのひとつです。同じ税理士法人でも、以前働いていた職場よりも難しい業務が求められています。5年のブランクがある私にとって、最初の頃はただついていくのが精一杯でした。

さらに、仕事の指示をする社員は20代の若い女性で、威圧的な態度を取ることがあります。仕事以外のことまで口を出してくることもあり、イライラが募るばかりです。

なぜ契約更新したのか

時給の割に難しいこの仕事を続けてきたのか。それは、難しいと感じる中にも、仕事の面白さもあったから。そしてもう一つは、すぐ辞めてしまうよりも、職歴として少しでも長い方が有利だから。

とりあえず1年を目標に働いてきました。もしも頑張れそうなら、もう少し延長を考えようとも思っていました。

しかし、まさかの人間トラブルで自分の予定より早くやめることになりました。

最後に

税理士法人でのリハビリ的派遣生活も、もうすぐ終了します。おかげで、忘れていたことを少しずつ思い出し、スキルも取り戻せてきました。

今後、再び経理の仕事に就くかどうかは、その時の状況次第ですが、経理の仕事にはさまざまな選択肢があります。一般企業、税理士法人、監査法人など、これまでさまざまな職場を経験してきましたが、税理士法人は業務的にかなり難易度が高いと感じています。そして、仕事内容の割に時給が安い。

「在宅勤務の経理の募集」に応募できるかも?と思っていましたが、やはり私には経理の仕事でのリモートワークは厳しい。画面で通帳のコピー等を見ながら、会計システムへ入力する作業は、やりにくい。印刷物での入力の方が楽。やはり、自分は古い人間なんだろうなと思う。

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