これから眼瞼下垂の手術を受けようと考えている方に向けて、ダウンタイム中の写真を掲載します。期間は手術当日から、術後8日目の抜糸の日までです。
手術後、目の状態がどうなるのか、私自身もとても気になっていました。手術後は目がガーゼで覆われていたため、どんな状態なのか全くわからず、痛みもなかったので「大したことないだろう」と思っていたのですが…。
ガーゼを外し、鏡を渡されて自分の顔を見た瞬間、予想以上の腫れに驚き、思わず笑ってしまいました。

ホラーだな


記事中の写真は、肌が汚くて不快に思われるかもしれないので、モザイクを入れています。
手術前の状態~手術後~翌日の目の状態
手術前に撮った写真は、朝に撮影したため、まだ瞼のたるみがそれほど目立っていません。普段、自分の写真を自分で撮ることはなかったです。それは、おじさんのようなおばさんの自分の姿が嫌いだから。そのため、瞼の状態がどれほどひどかったかを示す写真は残していません。
手術前の朝の写真


自分基準では右目、写真だと左側の目が小さくなっています。この写真は朝なのでまだマシですが、午後になるにつれてもっとひどくなります。
手術当日


圧迫を受けていたため、目の状態ははっきりとは分かりませんでした。
この状態で歩くと、視界が非常に悪く、前方が見えにくくなり、人とぶつかりそうになることがありました。
実際にぶつかりそうになり、相手に「ちぇっ」と言われました。私の目の状態を見て、相手は何かしら納得した様子でした。
その後、危ないので、手を前に出して歩きました。そんな状態の人がいたら、前から歩いてくる人が、何かあると気づいてくれるだろうし、ぶつかる前に私が気づくだろうと思いました。
薬局ですぐに痛み止めを飲んだこともあり、この日は全く痛みはありませんでした。
術後1日目
手術翌日の午前中。クリニックへ行き、圧迫のガーゼを取ってもらいました。そして、自分の目を見て仰天!腫れているだけでなく、瞼が赤い。
帰宅途中に撮影




クリニックで目の状態を確認したとき、あまりにもひどかったので、帰宅途中に写真を撮って確認してみました。実際、かなりひどい状態でした。鏡を見ずに撮影したため、髪の毛が顔にかかっているのがわかります。
帰宅途中に用事があり、何か所か立ち寄ったのですが、私の顔を見た人が少し不思議そうな顔をしていたのは、気のせいではなかったと思います。術後すぐは、人と顔を合わせない方が良いかもしれません。
帰宅後




タリビッド眼軟膏を塗っているので、テカテカです。





やば、それもう治んないよ
と脅されました。
術後2日目~抜糸まで
目を開いている状態と閉じている状態の写真です。
術後2日目




翌日自分の顔を鏡で見ていたら・・・



え!?昨日よりひどくない?
と言われましたが、そんなことはない。いつもの不安にさせる発言。赤みが少し引いていました。目がやたらと乾くので、この日から目薬を使い始めました。
目の奥が痛いような、頭が痛いような、はっきりと場所がわからない痛みがありました。もらった鎮痛剤を飲みました。
術後3日目




目の周りが黄色くなってました。これは内出血らしいので、気にする必要は内容でっす。
糸のある場所が少し痒かったですが、我慢できないほどではありませんでした。
術後4日目




仕事に復帰しました。職場には事前に事情を話しておきましたが、伝えていなかった人には不思議な顔をされたので、簡単に説明しました。もし何も伝えずに目が腫れていたら、周囲の人はどう反応すれば良いか困ってしまうだろうと思いました。
目の乾きが辛すぎるということはありませんでしたが、左目の方が赤くてむくんでいました。
術後5日目




目の周りの黄色い部分が広がっていました。写真で見ると目立ちますが、実際にはあまりわかりにくいです。
術後6日目




糸が入っている状態には慣れてきたので、糸があることを忘れている時間が長くなりました。今はまだむくんでいる状態ですが、むくみが取れた後はどうなるのか気になります。目のくぼみが元に戻るのか、少し不安です。
術後7日目




むくみが減ってきてますが、まだまだです。糸は全く気になりません。手術後からしばらくあった目の渇きがあまりなくなりました。
術後8日目・抜糸後




抜糸は少しチクチクしましたが、我慢できないほどの痛みではありませんでした。糸が取れたことで、瞼を開けるときが楽になりました。
目が乾くと言ったら、目薬を処方されました。


写真では目の周りをぼかしているのでわかりにくいですが、左眉の方が上がっています。(写真では右側)これは、左目を開けるときにおでこや眉に力を入れていたためだろうとのことです。
目の周りの写真を撮り、今までよく見たことがありませんでした。今回の手術後の写真で、眉の歪みに気づきました。おでこにもシワが寄っているのため、後日ボトックスを受けることに決めました。
まとめ
眼瞼下垂の手術を受けるかどうか迷っていた頃、「失敗」や「再手術」といったYouTube動画を見て不安になり、なかなか決断できませんでした。同じ先生に手術をしてもらったとしても、結果は人それぞれでしょう。体質や体調なども関係するのでは?とも思います。
最終的に手術を受けると決めてからは、あえて「失敗系」の情報を見ないようにしました。不安になるだけだから。
術後のダウンタイムで参考になった
手術後はダウンタイムの動画やSNS投稿をチェックしました。
自分の状態がひどすぎるのでは?と気になったから。結局のところ、どんなにひどくても時間が経てば落ち着くものだとわかりました。
男性ですが、YouTubeの「医師看護師夫婦の日常」にある「全切開二重術や眼瞼下垂のダウンタイムが心配な方はご覧ください。」という動画を見て、ほっとしました。
また、「サクラとカメさんチャンネル」の眼瞼下垂に関する動画も参考になりました。動画は2年前に投稿された4本のみですが、実際の経過が分かりやすく、参考になりました。
ダウンタイム中は気分が沈む
私は、保険適用で眼瞼下垂の手術を受けました。美容整形の施術でもダウンタイムのつらさは共通しているのかもしれません。「ダウンタイム鬱」という言葉がありますが、少しわかる気がします。
私はこれまでにケガで何度か手術や入院を経験しているので、手術後の不安にはある程度慣れていました。それでも「大丈夫かな…?」と思う瞬間はありました。初めて手術を受ける人にとっては、かなり不安になるのかもしれません。
可能であれば、早めに仕事に復帰することで、気分の落ち込みを軽減できるかもしれません。見た目を気にしなければ、術後2日目くらいから仕事ができるのでは?と、私の場合はそう感じました。ただ、周囲の人は思わずぎょっとするかも。在宅勤務の方なら、その点は気にせず仕事ができるので安心かもしれません。
今後、このまま状態が安定するのかどうかは、まだわかりません。
この体験が、手術を検討している方の不安を少しでも和らげる参考になれば幸いです。
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