50代転勤族の妻が引越し先で派遣として働き続けてきたけれどこの先が不安

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引っ越しのたびに仕事を探して働く。このサイクルをこれまで繰り返してきた。最初のうちは新しい環境や仕事が楽しかったけれど、50代の今、ふと考えてしまう。

これって、いつまで続けられるんだろう?

決して働くこと自体が嫌なわけではない。むしろ、働くことで得られる充実感や達成感が好きだ。それでも、毎回ゼロからスタートする生活に、正直なところ少し疲れてきた。

私の夫は引っ越しを伴う異動がある仕事に就いている。私はいわゆる「転勤族の妻」として、これまで多くの場所で新しい仕事を見つけてきた。

歳を重ねるにつれ、仕事探しや新しい職場での慣れの負担が大きくなり、心底不安に感じることが増えてきた。

また、新しい職場で指導してくれるのは、自分よりずっと若い世代が多くなり、中にはその親と自分がほぼ同じ年齢だということも。こんな現実に、なんだか自分が時代から取り残されている気さえしてしまう。

50代の転勤妻として、仕事を探し続ける現実。そして、それが引き起こす不安について、少しお話ししたいと思います。

目次

50代アラフィフの仕事探し

転勤妻として数年ごとに引っ越しを繰り返す日々。仕事探しもそのたびにリセットされる。何度も繰り返してきたこのサイクルに、正直、もう少しで心が折れそうになることもある。

そんなの無理なんです・・・

ネットで「転勤妻 仕事」を検索すると、よく出てくるのが在宅ワークや起業の提案。けれども、私にはいろいろな事情があって、そう簡単に実現できる話ではない。

そもそも、在宅ワークが見つかる場所は東京くらいだろう。東京以外の地方では選択肢も限られているし、最近は在宅勤務の仕事自体が減っている、と派遣会社の営業さんが言っていた。

引っ越すたびに、新しい土地で派遣の仕事を探し、ポチポチとエントリーする日々。最初の頃は「また新しいチャレンジだ!」と前向きに考えていたけれど、今は「またゼロから始めるのか」とため息が出る。

それでも、生活がある以上、働かないわけにはいかない。しばらくは、こんな毎日が続くのだろうか。この先に希望は見えているのだろうか。心の中で不安がどんどん膨らんでいく。

仕事探しのコツ

私は直接雇用ではなく、派遣で仕事を探しています。

仕事探しのコツは、職歴とまったく関係のない仕事には極力応募しないこと。理由は簡単。社内選考すら通らず、結局ムダになることが多いからだ。実際に、経験がないのに「面白そう」という理由でエントリーしたことは何度もあるが、基本的に通らなかった。ときには、なぜ私を雇った?と思うようなこともあるけれど。

結局は、自分にできそうで、少しでも気になる案件にいくつもエントリーする。私は、正直なところ適当にエントリーして、連絡があった仕事に就いてきた。

確かに「適当」と言えばそうだ。けれど、振り返ってみると、応募した仕事はIT系の簡単なスキルや簿記の知識が求められるものばかりだった。それでも、こうした仕事は「一般事務」よりも人が集まりにくいのか、高齢の私でもなんとか採用されてきた。

今のところは、何とかやれている。でも、この先も続けられるだろうか。不安が募るばかりで、正直、心の中ではもう限界を感じる瞬間が増えてきた。

実は人間関係がうまくいきません

私は人間関係が苦手です。おそらく、同じように感じている人も多いのではないでしょうか。

私の場合、派遣で働いているおかげで、人間関係が行き詰まっても比較的早く辞めることができ、すべてをリセットできます。この働き方が自分には合っているのだろうと思う反面、毎回新しい職場での人間関係にまた一から挑戦しなければならないという事実に、内心では不安を抱えています。

あれ?私立場弱すぎでは?

ただ、気のせいなのか、それとも本当にそうなのか・・・

私は多くの職場で、「見下されているのでは?」と感じることがあります。それは、私が周りに合わせすぎたり、必要以上に下手に出たりしているからなのかもしれない。もしかすると、周囲になじもうと必死になりすぎていることが原因なのかもしれません。

そんなふうに考えてしまうことが多いのです。

このような「見下されている」と感じる状況は、今後の職場ではなくしたいと思っています。 しかし、どうすれば改善できるのか分かりません。自分の態度や言動を見直すべきなのか、それとも周囲の反応を気にしすぎないようにするべきなのか。自信を持って振る舞うことが大切なのかもしれませんが、それが簡単ではないからこそ悩んでしまいます。

「問題のある職場」に引き寄せられている?

もしかすると、私が仕事を得られるのは、若い人が続かないような、いわゆる「問題のある職場」だからなのかもしれません。そう思うと、少しネガティブな気持ちになることもあります。

または、私が「見下されている」と感じる理由のひとつに、「見た目を気にしなさすぎること」があるのでは?と最近思うようになりました。年齢を重ねるごとに、自信がなくなっていく気がします。

これから

私は難しい仕事だったり、人間関係に問題のある職場に当たってしまうことが少なくありません。結果として、息苦しい環境で働くことも多いです。それでも、このままで良いのかと悩んでしまいます。

これからは、「とにかく頑張らなきゃ」と無理をするのではなく、自分が本当に楽しめる仕事を選んでいこうと思います。「頑張るのは疲れた」と聞くと怠けているように思われるかもしれませんが、そうではなく、「もっと自分のペースで楽しく働きたい」という気持ちです。

また、最近「見た目で見下されているな」と感じることも気になります。年齢を重ねると、余計に自身がなくなってくるのも事実。だからこそ、少しずつでも見た目を改善して、自分に自信を持てるようにしていこうと思います。

今回の記事では、更年期を迎えて感じた自分の変化や、仕事を通じて思ったことを素直に書きました。まとまりのない「つぶやき」かもしれませんが、こうして言葉にすることで少し気持ちが軽くなった気がします。

誰かが共感してくれるかもしれないし、そうでなくても、自分の気持ちを整理できたなら、それで十分。そう思っています。

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