更年期障害外来から脂肪腫切除手術体験談|結果は脂肪種じゃない?

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脂肪腫(リポーマ)は、皮膚の下にできる良性の腫瘍で、一般的には痛みがなく、ゆっくりと成長します。

私は30代後半に、鎖骨少し下あたりに1cmくらいの小さなしこりを見つけましたが、健康診断で「良性だから問題ない」と言われ、そのまま放置していました。

しこりは痛みもなかったため、特に気にすることはありませんでした。しかし、ひょんなことから乳がん検診を受け、その結果が良性の脂肪腫で、形成外科で取り除けることを知りました。

結論を先に言うと、形成外科を受診して、しこりの原因を切除しました。医師は「脂肪種ではな」と言っていましたが、一体何だったのかはわからないまま。わかっているのは、良性のしこりだった。

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更年期障害外来からの脂肪種

1年前、私は更年期障害を疑って婦人科に通院することにしました。結果としては、更年期障害ではなく、メンタルの問題だろう、という自己判断だ。

婦人科の先生が無理すぎた結果

それはさておき、その婦人科の先生がどうしても気持ち悪い感じがして、正直どう表現していいのか分からないのです。ある受診の日、乳がん検診が必要だと言われ、触診をしなければならないと言われました。その時の婦人科の先生の顔があまりにも不快に感じられました。

結局、どうしたかというと、別の女医さんのクリニックで乳がん検診を受けることに決めました。そしてその時に、形成外科へ行けば、脂肪種が取れると知ったのです。

脂肪種を取ると決めた出来事

形成外科に行こうと心に決めつつ、調べることなく時が過ぎていきました。

しかし、ある日、自分の写真をまじまじと見て衝撃を受けました。老化していることには気づいていましたが、どこかで見て見ぬふりをしていました。

特に写真を避けていた私が、なぜかその日は自分の写真をじっくり見てしまったのです。その理由は、同年代の女性がきれいにしている姿を見て、「どうして自分はこんなにゴミ状態なんだろう」と思ったから。

その写真に映っていたのは、「おばさん」ではなく、まるで「おじさん」のような自分でした。昔から「年を取ると男女の差がなくなる」と聞いていましたが、まさか自分がそのことをこんなに実感する日が来るとは思いませんでした。

そして、おじさんの話がなぜ脂肪腫に繋がるのかというと、私は「キレイになることは全部やろう」と決め、見える部分だけでなく、見えない部分もきれいにしようと思ったから。それがきっかけで、脂肪腫を取ろうと決心したのです。

脂肪種だと思っていた「しこり」切除体験記

脂肪腫を切除できる病院を探し始めた私は、ネットで「脂肪腫」とキーワード検索をしてみると、思っていた以上に多くの病院があることに気づきました。

脂肪種切除可能な病院探し

私の場合、脂肪腫が目立たない部分にあるため、そこまで慎重に探してはいません。すぐに、よさげな病院を見つけて予約を入れました。

その病院は、受診したその日にすぐに脂肪腫を切除することが可能な病院でした。

ただ、受診した日が年末だったため、予約していたにもかかわらず、1時間近く待つことになりました。この経験から、年末年始は病院に行くのは避けた方がいいと感じました。

しこり切除

切除は約10分で終了しました。もちろん、麻酔があるので痛みは一切ありませんでした。

術後の写真、肌がきれいではないのでぼかしてます。

切除した脂肪の塊を見せてもらうと、思ったよりも大きかったです。表面の大きさはそれほどでもなく、奥深くに広がっていたようです。

処方された薬

ガーゼとテープ

抜糸前

抜糸

抜糸は1週間後でした。これも痛みなし。

抜糸の際に、切除したものが良性かどうかの検査結果がわかる予定でした。ただ、私は年末に病院を受診したため、検査機関が休業しており、抜糸の際には結果がわかりませんでした。もし何か問題があった場合は、電話で連絡があるとのことでしたが、何も連絡がなかったので、良性だったと思われます。

切除後に出来ないこと

  • 飲酒
  • 運動
  • 温泉やサウナ等

飲酒は最低3日間、できれば1週間控える。これは出血などのリスクがあるため。私は10年くらい前に断酒したので関係ないし。

運動は抜糸まで控える。

温泉やサウナ等は、抜糸まで控える。ただし私の場合は、鎖骨より下の場所なので、傷口に湯がかからなように湯船につかるのはOKと言われてました。

その後

抜糸が終わっても、まだ完全には終わりではありません。

抜糸後は、1~3か月くらい「テープ療法」を行います。傷口に3Mテープを貼り続けるだけで、交換は1週間に1度か、テープが剥がれた場合に行います。その上から処方されたクリームを塗ることになっています。

術後もうすぐ2ヶ月が経ちますが、傷口はまだ残っています。思っていたよりも赤い傷口です。

もし、気になる人は切除を慎重に考えた方が良いかもしれません。しかし、良性でも大きくなる可能性もあるため、取るべきかどうかの判断は難しいところです。

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