長年モヤモヤしてきたこの感じ。職場が息苦しい。目に見えない何かの圧力で、居心地が悪すぎる。
転職を繰り返してきたのも、大きな理由はそこにある。今は派遣で働いているけれど、やっぱり一年が限界。実際は、働き始めて三か月くらいで、もう息苦しくなっている。
これは地域差もあるのかもしれない。特に苦しくなるのは東京。次に大阪。逆に気が楽だったのは、地方で働いたときだった。
目に見えない圧力の正体
この「息苦しさ」の正体は何だろう。考えてみると、いくつか思い当たることがある。
- 上の人の顔色をうかがう雰囲気
- 早く帰りづらい雰囲気
- 残業した人が偉い雰囲気
- 成果より「態度」や「協調性」を重視される
- 例え若くて仕事ができる人がいても、仕事ができない年配者が優遇される
いまだにこんなことがある職場も多い。こうした空気に合わせようとすると、どんどん息が詰まってしまう。
私は仕事が終わったら、さっさと帰りたい。残業もできるならしたくない。それでも、現在の就業先では毎月必ず残業になる日が何度かある。1日の最高労働時間は、なんと15時間だった。これでも、私は早くあがれた方だった。異常だと思う。
次の日に回せる仕事もあるのに、なぜ今日やらなければいけないのか、疑問でならない。そして、そんなことを口に出せない自分がいる。
息苦しさに地域差はあるのか
そもそも言葉にできない息苦しさがある。
東京が一番苦しい。なぜなのだろうか。なんでもきっちりやらなきゃいけないような雰囲気があるのかもしれない。もちろん、中には適当な会社もあるが、私が経験した職場は違った。
大阪で働き始めたころ、気軽なイメージを持っていたが、実際はそうでもなかった。東京ほどではないにせよ、やはり息苦しさを感じることがあった。気のせいなのか、たまたまなのかはわからないが、大阪では特に女性がはっきりものをいう人が多く、中には衝突することもあった。
一番気が楽だったのは地方で働いていたときだ。たまたまその地域がそうだったのかもしれないが、心にゆとりがある人が多い印象で、のんびりしていた。ただし、マイナス面として給料は安かった。
最後に
息苦しさ、これは日本人だからなのだろうか。最近、海外在住の友人から、日本で一時的に働いたときに息苦しさを感じたと聞いた。
日本は災害が多い国でもある。常に悪い事態を予測するから、こういう空気が生まれるのかもしれない。何かの本で、そんな話を読んだこともある。
この息苦しさは、働いている限り続くのだろうか。若いころ、海外移住を考えたこともあったが、結局勇気がなく日本に住み続けている。今後、海外移住することはないだろう。だから、ここで生き抜くしかないのだろう。