レインボーブリッジは真夏でも歩ける? 都会の避暑地として試してみた

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年々、夏の暑さが異常になってきていて、子どもの頃に感じていたあの過ごしやすい夏が懐かしくなる。逆に考えると、あと半世紀後の世界って、いったいどうなっているんだろう。その頃には、さすがに私はもう生きていないかもしれないけど。

それはさておき、最近あるニュースでは「もはや日本に四季はなく、二季になりつつある」とも言われていました。
昼間に外を歩くのは危険なほどの暑さですが、そんな中でも比較的涼しく、快適に散歩ができる場所へ行ってきました。

それは、レインボーブリッジです。今回歩くのは2回目で、バイクでは何度も走ったことがありますが、歩いて渡るのはまた違った体験です。

目次

駐車場

レインボーブリッジの遊歩道近くにある駐車場に車を停めました。

駐車場から歩いて1分くらいの場所に遊歩道の入り口があります。

レインボーブリッジについて

レインボーブリッジは、歩いて渡ることができる数少ない大きな橋のひとつです。

  • 上層:首都高
  • 下層:新交通ゆりかもめ、臨港道路、レインボープロムナード(遊歩道)
  • 距離:芝浦側出入口から台場側出入口まで1.7キロメートル

臨港道路(車道)

50cc以下の原動機付自転車(原付1種)の通行が禁止されていますが、51cc以上のバイクは通れます。つまり、125cc(原付二種)のバイクは通行可能です。

ただし、似たような大規模な橋でも規制は異なります。例えば、横浜ベイブリッジの下層部を走る国道357号では、原付2種(50cc超〜125cc以下)の通行は禁止されています。

125ccクラスのバイクは、場所によって通行できるかどうかが異なるため、規制が複雑で正直わかりづらいです。私が700ccから125ccのバイクに乗り換えたときは、ルールの違いにかなり戸惑いました。しかもその頃は大阪に住んでいて、大阪は全国でもっとも二輪車の規制が厳しい地域だと言われています。

もう二度と原付二種には乗りたくないと思う一方で、交通ルールを見直すいいきっかけにもなり、標識をよく見るようになりました。

レインボープロムナード(遊歩道)

レインボーブリッジの遊歩道には、「ノースルート」と「サウスルート」の2つのルートがあります。

何が見えるか
  • ノースルート:東京タワー、スカイツリー、晴海エリア
  • サウスルート:フジテレビ本社ビル、お台場

レインボーブリッジの遊歩道では、自転車に乗っての通行は禁止されています。ただし、自転車を貸し出し用の専用台座にセットして手押しで通行するか、もしくは自転車を解体または折りたたんで専用の袋に収納して運ぶことは可能です。実際に貸し出し用の台座を使って自転車を押している人と何人かすれ違いましたが、大変そうでした。

レインボーブリッジの遊歩道を歩いた

今回私は、まずノースルートを歩き、台場の手前でサウスルートへ渡りました。

ノースルート

エレベーターに乗って遊歩道へ向かいました。

エレベーター内には「ソーシャルディスタンス、距離を開けて」という注意書きが掲示されていて、まだこうした表示が残っていることに少し驚きました。

駐車場側を振り返ると、東京タワーが見えました。

晴海のタワマンの間から、スカイツリーが見えます。

ストリートカート

スカイダック台場・船

船は、「ヒミコ」か「ホタルナ」「エメラルダス」だろう。どれか不明。

サウスルート

台場手前で反対側へ。

フジテレビ本社ビルが見えます。

曲線が美しい

最後に

ノースルートとサウスルートの両方を歩いて、所要時間はおよそ1時間半。スタートしたのは午前11時頃でした。
ただし、歩くだけならそこまで時間はかかりません。景色を眺めたり、写真を撮ったりしながらのんびり進んだので、思いのほか時間がかかりました。

さて、肝心の「涼しさ」について。

ノースルートは日陰が多く、海風も通っていてとても心地よかったです。

対してサウスルートは、日差しが当たる箇所が多く、かなり暑く感じました。帽子や日傘がないと厳しいかもしれません。時間帯によってはもっと涼しいのかもしれませんが、真夏の日中にサウスルートを歩くのは、熱中症になりやすい方にはおすすめできません。

帰りの駐輪場には、バイクが増えていました。この暑さの中バイクに乗れる人スゴイ。ちなみに、バイクは無料で停められるようです。

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